オーロラ(Northern Lights)at Yellow Knife
今回はいつもと違って日記風に進めて行きたいと思います。
オーロラは自然現象で遺跡とかそういう物と違い決まったものではありませんから、あくまでも参
考に考えてください。この時は1月の終わりに行った時の物で、有る意味一番寒い時期かも知れま
せん。ただし、その時によっても気温は違いますから数字で判断してください。これがこれから行
く人にとっての参考になればと思います。
まずはオーロラについてですが、オーロラとは太陽から出た電子が地球の大気と衝突した時に、
エネルギーが光となって輝く現象です。ですから、太陽の活動とは密接な関係にあるといえます。
しかし、黒点と関係があるかといえばそうではなく、磁気嵐の方に関係があります。それと、その
時の天候にも左右され厚い雲が覆ってしまえばいくら上空ではオーラが出現していても以上で見る
事は出来ません。そういう条件の中で僕がイエローナイフに行ったのは、晴天率が高いと言う事と
気温が低いと言う事です。北欧では比較的市街地からも見る事が出来るようで、温泉に入ってとか
船の中から見るとかのツアーもあります。気温もカナダに比べて10℃位違ったりします。
しかし、赤いオーロラを見るなら北米地方だとも言われます。でもこれは、本当に運・不運もあり
どちらがどうとは言え無い面あります。とにかく今回はイエローナイフにしてみました。
オーロラの事を現地の人は Northern Light と呼ぶようです。当然これは、北半球の人です。そ
れと実際オーロラのツアーに来ているのは殆どが日本人です。ヨーロッパの人達はウインタースポ
ーツで来るようです。特にイエローナイフの観光客は殆ど日本人しか居ないと思っても間違いない
くらいでしょう。それ以外は現地の人が殆どです。
オーロラを見るのはフリーではなくツアーをお勧めします。と言うのも、自力で見れる場所に行
くのはかなりの至難の業です。仮にレンタカーを借りても、何処に行けばいいかわからないでしょ
うし、万一車が故障した時にはとんでもない事になります。とても、日本で考えられるような事で
はないです。それに、到着から見送りまできちんとやってくれるツアーガイドさんには本当に感謝
しますね。多分、飛行機は夜に着きます。そこでタクシーが無かった時には歩いてホテルまで行く
なんて考えられません。帰りの時でもそうです。とにかく足が確保できていて、行きたい所に行け
ると言う事はこの極寒地では一番大切なことです。それと、防寒着。これのレンタルはありがたい
です。日本から用意したら大変です。自前で来ている人もいましたが、ちょっと寒そうな感じがし
ましたでした。郷に入らば郷に従え。向こうの防寒具は安心です。